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当クラブの動物取扱責任者は平成18年10月17日、
改正・動物愛護管理法に伴う
18年度の動物取扱責任者研修を修了いたしました。
 
この研修で授与される修了証は、改正法によって掲示を義務づけておりますので、下記にて掲示いたします。
 
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18年10月17日に開かれた秋田県北地区の動物取扱責任者研修会の様子。対象者のほぼ全員にあたる約60人が受講し、
講師を務めた秋田県動物管理センター職員の講義などに熱心に耳を傾けました。
研修は約2時間半にわたって行われ、最後に質問を受け付けたところ、ただ1人、当クラブと最も信頼の厚い
秋田犬オーナーが「妊娠中の犬に狂犬病の予防注射をするのはよくないのは当然ですが、発情が訪れたメスに
対してはどうですか」とハイレベルな質問をしました。
講師を務めた職員は獣医ですので、さすがに専門家らしく、「人間の妊婦が薬物を避けるのと同様で、
犬の場合は発情が来た段階でも避けた方がいいでしょう」と答えていました。
 
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研修会の翌日、秋田県動物管理センターの職員が、申請どおりの飼養施設であるかをチェックするために、
立ち入り検査を行いました。ご覧の写真は当クラブと交流のある秋田犬オーナー犬舎での検査の様子ですが、
あらゆる点で優れていたため、職員も「すばらしい」と驚くばかりでした。
「次の研修では発表者をお願いします」と依頼されたほどです。
 
 
18年度研修会の記事
県北、ほぼ全員が受講
 
改正・動物愛護管理法

県北を皮切りに
動物取扱責任者研修会

 6月から施行されている改正・動物愛護管理法に伴って受講が義務づけられている最初の動物取扱責任者研修会が17日の県北地区を皮切りに始まった。県北ではペットショップや販売を目的とする繁殖者など約60人が登録を済ませたか申請中だが、今回は対象者のほぼ全員が受講し、主管の県動物管理センターを驚かせた。

 改正法では、登録者は法人、個人にかかわらず動物取扱責任者の配置を求めている。法人を含むペットショップなどは担当の従業員を同責任者とする例があるほか、個人で販売している繁殖者などは登録者が同責任者を兼ねるケースがほとんど。

 県内3カ所のトップを切って17日には、県北地区の研修会が北秋田市の県北秋田地域振興局大会議室で開かれた。講師を務めた同センターの職員は開口一番、「県北では約60人が登録済みか申請中だが、せいぜい30人程度の受講者と予想していた。ほとんど全員が出席し、熱意を感ずる」と述べた。

 ほぼ全員受講した背景には、年1回のペースで開かれる同研修への受講そのものが改正法で義務づけていることや、県北で受講できなかった場合は25日に県庁(秋田市)で開かれる中央地区、31日に県平鹿地域振興局(横手市)で開かれる県南にわざわざ足を運ばなくてはならないことに対する意識も少なからずあるとみられる。

 研修会では最初に、NHK秋田放送局が制作した番組を視聴。心ない家族に捨てられた犬などの最後を30数年にわたって看取ってきた職員を継続的に追ったドキュメンタリーで、殺処分の瞬間の職員の断腸の思いや1匹でも多く生かしてやろうと犬を再訓練して里親に渡す取り組みを紹介。

 ちなみに、全国では犬、猫あわせて年間36万頭が無責任な飼育者が捨てたことなどによって殺処分させられ、本県でもおびただしい数の犬、猫が同センターに集められ、最期の時を迎える。同センターでは、殺処分の業務と並行して再訓練によって里親に譲渡しており、これまでに194匹が旅立っている。

 1匹、1匹の命がいかに大切なものであるかを研修会では再認識させた上で、改正法の内容や飼養施設の管理、動物の管理などについて講義し、受講者に研修修了証を手渡した。「次回からの研修は、受講者の発表の場にもしていきたい」と同センター。

 翌18日には、大館市内を中心とする(社)秋田犬保存会の県北支部会員らの犬舎などをチェックした。衛生面などを含めて申請に沿った飼養施設であるかを実地で調べ、中には「すばらしい」と同センターの職員が驚くほどの秋田犬舎もみられた。

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