県北地区の本年度動物取扱責任者研修会 |
動物取扱責任者研修会
秋田県北の業者など受講 |
改正・動物愛護管理法で受講が義務づけられている20年度の秋田県北地区動物取扱責任者研修会が11月18日、北秋田市の県北秋田地域振興局で開かれた。3年目の研修会となる今回は初めて、県動物管理センター以外から講師を迎え、鳥・新型インフルエンザなどについても認識を深めた。
秋田県内の同研修会は、トップを切って10月21日に県南地区(横手市役所)で行われ、11月18日の県北地区に続いて同20日の中央地区(県庁)で本年度分を終了する。最寄りの地区で受講しないと他地区に出向いて受けなくてはならないこともあり、県北地区は登録をしているペット販売業者などで同振興局大会議室はほぼ満杯に。
3時間にわたる研修会は最初に、同センターの櫻田フジト氏が狂犬病予防法を含む関係法令について説明した。この中で同氏は、24年度に環境省の動物愛護管理推進計画が見直されるとした上で、ペット関係団体からの陳情を受け、ペットのインターネット販売や移動販売は禁止される可能性が強いとの見通しを示した。
一方、今回は初めて北秋田保健所からも講師を迎え、佐藤哲紹主幹兼班長が「廃棄物の適正処理について」、豊島優人所長が「鳥・新型インフルエンザ」と題し、それぞれ専門的立場から重要点などを説明した。
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