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当クラブの動物取扱責任者は平成21年6月23日、
改正・動物愛護管理法に伴う
21年度動物取扱責任者研修を修了いたしました。

この研修で授与される修了証は、改正法によって掲示を義務づけておりますので、下記にて掲示いたします。

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21年度研修会の記事

2009年6月24日付
研修会で一切触れず
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県北地区の21年度動物取扱責任者研修会

新型インフルエンザ
 
動物取扱責任者研修会で

秋田県動物管理センター

 秋田県動物管理センターは23日、改正・動物愛護管理法で受講が義務づけられている21年度の県北地区動物取扱責任者研修会を大館市有浦の大館地域職業訓練センターで開いた。豚インフルエンザを発端とする新型インフルエンザが依然として世界中に脅威を及ぼす中、研修では新型インフルエンザについて一切触れなかった。同センターは「すでにヒト−ヒト間の伝染レベルなので、特に取り上げる必要はない」との認識を示している。

 改正法施行後4回目となる今研修会には、県北エリアからペット販売業者やブリーダーなど約60人の事業者が受講。冒頭で県動物管理センターの櫻田フジト氏は「これまで県北地区は県北秋田地域振興局(北秋田市)を会場に開いてきたが、予算の関係で今回は大館に移した」と説明した上で、会場については今後も協力を求めるかも知れない、とした。

 研修会場で受講者に配布した研修次第には、「鳥・新型インフルエンザについて」の項目が掲載されていたが、この部分について同氏は「動物福祉について」の誤りであると説明。

 ちなみに20年度研修会では、20年4月に小坂町の十和田湖畔で見つかったオオハクチョウの遺骸から検出された鳥インフルエンザウイルスが鶏への毒性が強いH5N1型だったことを重視し、北秋田保健所長を講師に招き、「鳥・新型インフルエンザ」と題し受講者らに注意を喚起した。

 一方、新型インフルエンザが世界的レベルで一層脅威を増す中、今研修会で一切触れなかったことについて、受講者の一部からは「豚、つまり動物に起因しているのだから、研修の中でも動物を取り扱う業者に対する注意の喚起と、県の立場での情報提供は重要ではないか。まして、県内でも新型インフルエンザの患者が出たのだから」との声も。

 しかし、県動物管理センターは「新型インフルエンザの感染レベルが、すでに動物ではなくヒト-ヒトなので、センターが研修で取り上げるべきものではなく、保健所など別の機関の管轄となる」との認識だ。

 とはいえ、県新型インフルエンザ対策本部が県内での発生に引き続き警戒を強める中にあって、同じ県機関の動物管理センターが「対象が違う」との認識で研修会といった重要な場でも一切注意を喚起しない姿勢には、疑問が残りそう。

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