令和2年(2020年)2月6日付
新型コロナウイルス対策は?
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昨年5月3日の秋田犬本部展。中国人を含む多くの外国人も訪れた
5月3日の秋田犬本部展
 
中国人などの来場にどう対応

 公益社団法人秋田犬保存会(本部:秋田県大館市)の令和2年春季展覧会は、2月9日を皮切りにシーズン入りする。大館市が定番会場の本部展は従来どおり5月3日とし、会場は2年連続で同市のニプロハチ公ドームイベント広場を予定。新型コロナウイルスが世界中に拡大する中、今年も本部展には中国を含む多数の外国人の来場が見込まれる。感染者を出さないために主催団体がどのような対策を講ずるのか、関心を呼んでいる。

 今春の国内展覧会は、2月9日の第78回群馬県支部展、第70回鹿児島県同を皮切りにシーズン入りする。このうち秋田県は、4月5日の第101回秋田中央支部展に続いて秋田犬展覧会最高峰の第142回本部展を例年同様5月3日に大館市上代野地内のニプロハチ公ドームイベント広場で開催。

 春の本部展には毎年、国内の秋田犬ファンはもとより中国を含む世界各地から多くの外国人も愛犬の出陳や見物で訪れる。このため今回は、新型コロナウイルスが国内でも脅威を増す中で「主催団体の秋田犬保存会はどう予防策を講ずるつもりなのか」という声が出陳予定者などの間で聞かれる。

 中国湖北省武漢市で昨年12月以降、新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生が報告され以来、世界各地から感染報告が続出。国内でも感染者が相次ぎ、これに伴って国民の間でも徐々に危機感が高まり、予防策のひとつとなるマスクも入手が困難な状況。

 本部展への初挑戦を予定していた岡山県支部の会員は「昨年を含めてこれまで複数回、春の本部展を見物に訪れたが、中国人も少なくからず来場している印象を受けた。今後の流行推移をみながら、会場に行くかどうかを開催ぎりぎりまで決めないつもり」と話す。

 また、毎年出陳している秋田県北支部の会員は「秋田犬もろとも感染してしまったら、元も子もない。今回は欠場を真剣に考えている」と危機感を募らせる。

 毎年5月と12月に開いている本部展は秋田犬保存会にとっても"ドル箱"大会に位置づけられる中、5月の開催近くになっても新型コロナウイルスが下火にならない場合、開催有無を含む前向きな対応が求められそうだ。

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