令和3年(2021年)8月20日付
9月下旬開幕へ
 
秋田犬の秋季展覧会
 
決行や中止、コロナ動向で判断か

 公益社団法人秋田犬保存会(本部:大館市)は、令和3年秋季展覧会を9月下旬に開幕することを明らかにした。19日、20日と2日連続で国内感染者数が2万5,000人を超えたほか、20日からは7府県を新たに緊急事態宣言の対象に追加し、10県で新たにまん延防止等重点措置を適用するなど新型コロナが一層深刻の度を増す中、秋季展覧会も4季連続で中止が相次ぐのか、動向が見守られる。 

 国内の秋季展覧会は20日現在、9月26日の第76回北海道中央支部展(苫小牧市)と第10回東京中央支部展(練馬区)を皮切りに、全国31会場で支部展、総支部展、本部展を予定。うち第144回を数える本部展は、12月5日に岡山県美咲町を会場とする。

 また、秋田県内は10月10日に大仙市小友中沢の県立農業科学館第1駐車場で第97回県南支部展、定番の11月3日に大館市御成町1丁目の「秋田犬の里」多目的広場で第87回県北支部展をそれぞれ予定。

 ワクチン接種が全国的に進んでいるのとは裏腹に、19日は1日あたり国内新規感染者数が2万5,156人で初めて2万5,000人を超え、20日は2万5,876人と記録を更新するなど、コロナ感染は一層深刻な状況となっている。

  ちなみに、全国の緊急事態宣言は沖縄県(5月23日〜9月12日)、東京都(7月12日〜9月12日)、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府(各8月2日〜9月12日)に加え、きょう20日から9月12日までの期間、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を追加。

 また、知事が指定する市区町村や一部地域を対象とするまん延防止等重点措置は、20日現在で北海道、石川県(各8月2日〜9月12日)、福島県、愛知県、滋賀県、熊本県(各8月8日〜9月12日)に加え、きょう20日から9月12日までの間、宮城、富山、山梨、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の10県で新たに適用。

 緊急事態宣言、まん延防止等重点措置とも今後の感染動向しだいでは延長もあり得るため、秋季展覧会はこれらの推移をにらみながら全国各地の支部、総支部、本部で決行か中止を検討していくものとみられる。

 このほど閉幕した東京五輪や24日に開幕するパラリンピックを含む各種イベントは、「無観客」などの対応で全国的に開催される傾向にある。

 これからすれば、秋季展覧会も昨春以来の4季の中で中止傾向が最も弱まるのでは、との声が秋田犬保存会関係者から聞かれるものの、開幕の来月下旬になってもコロナ感染は予断を許さないと予想される。

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