令和4年(2022年)2月16日付
3月中旬から本格化へ
 
春の秋田犬展覧会
 
「まん防」延長動向で中止続出か

 令和4年春季展覧会の開催について公益社団法人秋田犬保存会(本部:秋田県大館市)は、新型コロナ「まん延防止等重点措置」の全国的な解除が見込まれる3月中旬から本格化させるスケジュールを組んでいる。2月16日現在、宮崎県、埼玉県中央、福岡県中央の3支部展をコロナ感染拡大の影響で中止する方針。同重点措置を延長する都道府県が続出すれば、開催中止に踏み切る支部、総支部が相次ぐことも予想される。

 大阪府、京都府、北海道、青森県、山形県、福島県など21道府県は今月20日まで、和歌山県は同27日まで、東京都、埼玉県、宮崎県など14都県は3月6日まで、まん延防止等重点措置が取られる。

 このうち、すでに延長方針を固めた静岡県、京都府、大阪府、兵庫県の4府県に加え、北海道、福島県、茨城県、栃木県、鹿児島県の5道県も3月6日まで延長する方向で国が調整に入り、今後の感染動向しだいでは延長要請がさらに増えると予想される。

 今春の秋田犬展覧会は一部で今月から支部展が始まったものの、3月13日の第22回茨城第一支部展と第4回島根中央支部展を皮切りに本格的なシーズン入り。16日現在で中止を決定したのは今月27日の開催を予定していた第66回宮崎県支部展、3月6日同の第11回埼玉県中央同、同13日同の第14回福岡県中央同の3支部展を数える中、まん延防止等重点措置の延長有無によっては昨春同様、支部展、総支部展の中止が続出する可能性も。

 今春も注目されるのは、春の展覧会の集大成ともいえる本部展覧会開催の行方。東日本大震災で未曽有の被害を出した平成23年(2011年)を除き、春の本部展は同保存会本部がある大館市で5月3日に開いてきた。第145回を数える今回も、桂城公園での開催を予定している。

 本部お膝元の秋田県北支部会員からは「秋田県内でも感染者が続出している中で、全国から多数の出陳者や見物客が集まる本部展を本当に開催してもいいのか」と疑問視する意見が聞かれる。

 一方で、大阪府支部の会員からは「昨春もコロナ禍の最中に強行開催したのだから、今回も普通に開くのではないか。自分も出陳を予定している」との声もあり、従来どおり開催するとの見方が濃厚だ。

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