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酷似名の注意喚起

 
 「ハチ公クラブのクラブを倶楽部という漢字表記にしただけのとても紛らわしいサイトが群馬県に最近開設されましたが、これを放置しておいては顧客に著しい誤解を招くのでないですか」とのお声を、お客様から頂戴致しました。当クラブも注視しておりましたが、ご指摘を受けたからにはこのまま看過できませんので、全国のリピーター様、新規お客様の誤認防止のため、注意喚起させていただくことに致しました。

 当クラブは2000年に、秋田犬発祥地、かつ忠犬ハチ公の古里である秋田県大館市で産声をあげました。以来、国内外の秋田犬愛好者の皆さんに役立つであろう情報を発信するとともに、正統派の秋田犬の子や健康と長寿に寄与する推奨ドッグフードを販売致しております。

 当クラブの命名にあたっては、広く愛されるハチ公を前面に押し出し、皆さんに親しんでいただけるようなコンセプトを数カ月かけて検討した結果、「ハチ公クラブ」がベストとの結論に至った経緯があります。

 開設以降、当地大館市に当クラブとまったく同じ名をもつ「ハチ公クラブ」、そして「大館ハチ公クラブ」という、それぞれ異なる競技種目のスポーツグループが相次いで発足致しました。当クラブの命名にあたっては誰も使っていない名であることを確認してのスタートですので、同名や類似名が降って湧いたことに驚きと落胆を禁じ得ませんでしたが、同じ大館市民が「ハチ公」の名に端を発する組織名、団体名で角を立てるのは虚しいことと判断した当クラブは、現在に至るまで事実上、黙認してまいりました。

 また、数年前には東京在住の女性から、秋田県内に秋田犬に会える宿泊施設を開業する準備を進めているとの電話がありました。「ハチ公クラブはとても良い名だと思います。私の宿泊施設でもハチ公クラブを名乗らせていただいてよろしいでしょうか」と、受話器の向こうで女性は言いました。

 秋田犬を飼育する人たちのほとんどは、純粋に秋田犬を愛し、慈しんでおります。しかし、秋田犬を金儲けのツールとして、また、展覧会で勝つことを至上主義とする、いわば"勝負の道具"としてのみとらえる人たちも、少数ながら存在致します。

 さらに、愛するどころか、最悪の飼育環境で虐待し続ける人もおります。当クラブはそうした、"UNDER GROUND"な人たちの一部から20年以上、数々の攻撃を受けてきましたが、毅然たる態度で跳ね返して参りました。

 「きれいごとでは済まされぬ世界」とも対峙してきた当クラブの名称を、安易に宿泊施設名にするのは「危険すぎる」との判断から、前述の女性に対して「いろいろなものを被(こうむ)ることもあり得るので、やめた方がよい」と諭しました。その女性とは大館市での秋田県北支部展会場で対面し、別名での創業に理解を示してくれました。

 さて、本題に戻りますが、「ハチ公クラブ」の「クラブ」を「倶楽部」に改変したとしても、声に出せば「はちこうくらぶ」と、何一つ変わりません。例えば、これはよくあることですが、当クラブの推奨ドッグフードを愛用なさっているリピーター様が「ハチ公クラブの推奨ドッグフードに変えてから状態がよくなった。あなたも使ってみたら?」と、友人などに助言したとします。

 ところが、「クラブ」「倶楽部」違いで電話の掛け間違いをしてしまった結果、「推奨ドッグフードなんて扱っていないって言ってたよ」などという非常に紛らわしいことが十分に起こり得ます。秋田犬の子犬のご注文でも、まったく見当違いな事態が発生することにもなりかねません。また、販売犬の質によっては誤解が高じて風評被害に発展することすらあり得ます。

 前述のスポーツグループのように畑が違うならともかく、同じ秋田犬を扱っていてなぜ当てつけのごとく「はちこうくらぶ」を名乗らなくてはならないのか、ご連絡をいただいたお客様同様、当クラブ事務局も理解に苦しむところです。

 群馬県の犬舎についてはある程度の情報を得ておりますが、温厚なのか、"あぶない"のか、運営者の人物像が今ひとつ把握できておりません。よって、当クラブからの接触は見合わせております。ただ、十分に推察できるのは「秋田と群馬では何もバッティングしないし、『クラブ』と『倶楽部』では大違いだ。なんか文句あっか」ぐらいの短絡的発想で紛らわしいサイトを開設した、ということです。「ハチ公クラブに乗っかる」便乗商法と解釈されても、致し方ありません。

 当該サイトによって推察できるのは、2021年8月1日に開設したらしいこと、そして、自犬舎で同年5月から6月にかけて産まれた赤毛の子犬たちを8月7日付で初めて掲載したらしい、ということです。また、秋田犬のみならず柴犬やトイプードルなどの繁殖も手掛けているようですが、他犬種もブリーディングしているならなおのこと、なぜ「はちこうくらぶ」を名乗らなくてはならぬのか、まったく合点がいきません。

 当クラブは開設から数年間、.comドメインを使用し、現在のhachiko.jpに移行した経緯がありますが、知ってか知らずか、群馬県の犬舎がかつて当クラブが使用していたドメインをそのまま使っている点にも唖然と致しました。

 ドメインは、空いていれば誰でも使えるわけですのでこれ以上の言及は致しませんが、ネット上でダイレクトに競合、かつ、全国の秋田犬ファンの皆さんに誤解の種を蒔くリスクがきわめて高いことを無視し、あえて「はちこうくらぶ」を名乗ることには非常に強い不快感と違和感を覚えます。無論、前述の女性のような事前相談も皆無で、敵意すら感じさせます。秋田犬の屋号ともいえる犬舎名を秋田犬団体にかなり以前から登録しているにもかかわらず、あえてネット上で「はちこうくらぶ」をぶつけてくるという精神構造には、ある種の怖さすら禁じ得ないところです。

 自サイトで「秋田犬専門ショップ」などと謳うこの運営者が、今後も名称を変更することなく何事もなかったかのごとく「はちこうくらぶ」を名乗り続けるなら、当クラブは「営業妨害」と断定して然るべき措置も視野に入れざるを得ないをことを、当クラブご愛顧の皆様にお伝え致しておきます。

 また、当該サイト運営者が何らかの形で攻撃を仕掛けてきた場合、これまで同様、お客様保護という観点からも断固たる措置を取る所存ですので、ご理解とご協力をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。

 最後に、あえて組織名は明記致しませんが、1927年に秋田県大館市で発足した秋田犬団体は、2015年にそれまでの一般社団法人から公益社団法人に移行致しました。つまりそれは、登記のみで設立できる一般社団法人から、不特定かつ多くの人の利益の増進に寄与する公益事業を行う団体として内閣府に認められたことを意味致します。

 そうした社会のために尽くすべき法人の群馬県支部で重責を担っている立場の者が「俺の勝手だろ」と言わんばかりに、当クラブに酷似した名称使用をあえて強行して社会に誤解を与えている点について、秋田犬団体に所属する全国の会員の皆さんはどう思われますか、という観点からも問題提起させていただいていることをご理解をたまわりますよう、重ねてよろしくお願い申し上げます。当クラブとつながりのある会員の皆さんからも「それはひどい。どういうつもりだ」というお声を複数得ております。

 なお、当クラブトップページはタイトルテキストをすべて黒文字にしておりますが、今回は「由々しき事案」との判断からタイトルを太字の赤文字と致しております。 (2021年8月10日)

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