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平成24年4月24日生まれの秋田犬の子は同年7月26日、88年前の大正13年1月14日に大館市大子内の斎藤義一氏から東京の上野栄三郎博士のもとへ旅立ったハチ公を再現するかのように、ロシアのプーチン大統領のもとへ大館市比内町中野の畠山正二氏(69)の犬舎を発った。 「ゆめ」(ロシア語でメチタ)と名づけられた赤毛のメスは、同大統領が犬好きであることや東日本大震災の復興に対する支援へのお礼の気持ちを込め、秋田県が贈った。ロシアとの経済、文化、人的交流促進への期待も込められている。 手塩にかけて育てた愛犬を「大切に育ててもらいたい」との一心で、大統領への寄贈を快諾した畠山さん。ハチ公クラブ独自の視点で、数枚の写真(いずれも7月25日撮影)を使いながら、旅立ち前の様子を秋田犬ファンの皆さんにご紹介したい。 | ||||
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