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秋田犬の切手

 秋田犬をデザインした切手は少ないですが、その中の1種類を秋田犬ファンの皆さんにご紹介しましょう。「ハチ公のふるさと大館」と題したご覧のオリジナルフレーム切手(下段写真)は、郵便局株式会社東北支社が2009年10月20日から2010年2月19日までの期間限定、また秋田県北部という地域限定で2,500部販売したものです。 価格は切手10枚ということからすれば800円ですが、フレーム付の企画切手なため1,200円でした。

 それでは、切手を見てみましょう。1度折り曲げたため、折った後が中央付近に残っていますので、ご了承下さい。秋田犬の子と冬の風情を表現した上部の写真は、大館市の観光ポスターやパンフレットなどで、盛んに使われています。そして下段が10枚の切手。上の段の切手(5枚)で残念なのは、赤4頭に虎1頭という構成です。基本的な3色の一角をなす白を1頭も掲載していない点では、白を飼育なさっている方、白を迎えてみたいと思っている方には、少しがっかりといえます。

 一方、下の段の切手(5枚)は左から大館市の秋田犬会館JR大館駅前のハチ公像、昭和7年に渋谷駅前で撮影されたハチ公、若草と仔犬、雪中の親子で構成。うち雪中の親子に登場した犬は、秋田県を代表するこの犬です。少々画像が荒いですが、雪中の親子の元になったのが最下段の写真で、自衛隊撮影隊がカレンダー用に撮ったものです。

 なお、この切手写真は「弊社東北支社から発売されました『ハチ公のふるさと大館』についてご紹介いただくことをご検討いただきありがとうございました」と、郵便局株式会社CS推進部から明確に掲載の承諾を得ております。トラブル防止の意味で、当クラブからどなたにも転載の許可を出すことはいたしませんので、画像を無断転載なさらないようお願いいたします。また、掲載した切手画像を印刷すると、郵便切手類模造等取締法によって刑事罰の対象となることがありますので、くれぐれもご注意下さい。

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